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2026.08.25

歯のクリーニングとPMTCの違いとは?費用・効果・選び方をわかりやすく解説

「歯のクリーニングとPMTCって、何が違うの?」「どちらを受ければいいかわからない」と感じている方は、とても多いです。歯医者でよく聞く言葉なのに、違いがはっきりわからないまま受診している方も少なくありません。

結論からお伝えすると、歯のクリーニング(スケーリング)は保険適用で歯石・歯垢を除去する処置であり、PMTCは自費診療で専用機器を使いバイオフィルムを徹底的に除去する予防ケアです。この2つは目的・対象・費用・効果の持続期間がいずれも異なります。

たとえばPMTCは歯の表面のツルツル感や着色汚れの除去に優れており、1回あたりの費用は歯科医院によって異なりますが、定期的に続けることで虫歯・歯周病リスクを下げる効果が期待できます(個人差があります)。

  • ✅ 歯のクリーニングとPMTCの具体的な違いと使い分け
  • ✅ それぞれの費用目安・保険適用の有無
  • ✅ 自分に合った選び方・受ける頻度の目安
📋 この記事の目次

「歯のクリーニング」「PMTC」どっちを受ければいい?多くの方が感じる疑問

歯科医院を受診したとき、「クリーニングをしましょう」「PMTCをおすすめします」と言われたことがある方は多いのではないでしょうか。どちらも「歯をきれいにする処置」というイメージがありますが、実はまったく異なる目的と内容を持っています。

「どちらが自分に向いているかわからない」「費用の違いが気になる」「保険が使えるのはどっち?」といった疑問は、歯科医院でよく寄せられる声です。違いを整理しないまま受診していると、自分にとって本当に必要なケアを見落としてしまう可能性があります。

また、「クリーニングを受けているのに歯石がすぐ戻る」「着色汚れがなかなか取れない」という経験をしている方もいらっしゃいます。これは、その方の口腔内の状態に合ったケアが選べていないことが原因の場合があります。

まずは、それぞれの処置が何を目的として行われるものなのかを正確に理解することが、適切なセルフケアや定期検診につながります。以降のセクションで、違い・費用・選び方を順番に解説していきます。

 

歯のクリーニング・スケーリング・PMTCの仕組みをわかりやすく整理

「クリーニング」「スケーリング」「PMTC」という言葉は、歯科医院によって使い方が異なることもあり、混乱しやすいポイントです。ここでは、それぞれの処置の仕組みを整理します。

Point 01 スケーリング(歯石除去)
保険適用で受けられる「歯石除去」

スケーリングとは、歯の表面や歯茎の際についた歯石(石灰化した歯垢)を専用の器具(スケーラー)で取り除く処置です。歯周病の原因となる歯石を除去することが主な目的で、歯周病の診断がある場合は保険適用となります。歯茎の奥深くの歯石(縁下歯石)にはルートプレーニングという処置が行われることもあります。

Point 02 PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
専用機器でバイオフィルムを除去する自費ケア

PMTCはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科衛生士が専用の回転器具と研磨剤を使い、歯の表面に付着したバイオフィルム(細菌の膜)を徹底的に除去する処置です。歯ブラシでは落とせない細菌の塊を取り除き、表面をツルツルに磨くため、虫歯・歯周病の予防効果が期待できます(個人差があります)。基本的に自費診療となります。

Point 03 歯のクリーニングという言葉について
「クリーニング」は広義・文脈によって意味が変わる

「歯のクリーニング」という言葉は、スケーリング・PMTC・エアフローなど複数の処置を包括的に指す場合があります。歯科医院によって使い方が異なるため、受診前に「どの処置を指しているか」を確認することが大切です。保険適用か自費かもここで変わってきます。

費用・保険適用の違いを比較表で確認しよう

費用や保険適用の有無は、多くの方が最も気になるポイントです。以下の比較表で、スケーリングとPMTCの主な違いを整理しました。

項目 スケーリング(歯石除去) PMTC
主な目的 歯石・歯垢の除去 バイオフィルム除去・表面研磨
保険適用 あり(歯周病診断が条件) なし(自費診療)
費用目安 保険適用時:数百〜数千円程度 歯科医院により異なる(要確認)
使用する器具 スケーラー(超音波・手用) 専用回転器具・研磨剤
担当者 歯科医師・歯科衛生士 歯科衛生士
着色汚れへの効果 △ 限定的 ○ 期待できる(個人差あり)
推奨頻度 3〜6ヶ月に1回程度 1〜3ヶ月に1回程度

上記はあくまでも一般的な目安であり、お口の状態・歯周病の進行度・歯科医院の方針によって変わります。費用については初診時や相談時に確認されることをおすすめします。

スケーリングのメリット・デメリット

✅ メリット

  • 歯周病の診断があれば保険適用で受けられる
  • 歯石が除去され歯茎の炎症改善が期待できる
  • 定期的に受けることで歯周病の進行を抑えられる
  • 歯科医院で手軽に受けやすい

⚠️ デメリット・注意点

  • バイオフィルムの除去には限界がある
  • 歯の表面の研磨・ツルツル感には不向き
  • 歯石が多い場合は複数回に分けて処置が必要
  • 着色汚れ(ステイン)の除去は限定的

PMTCのメリット・デメリット

✅ メリット

  • バイオフィルムを徹底除去し虫歯・歯周病予防に有効(個人差あり)
  • 歯の表面がツルツルになり汚れが付きにくくなる
  • コーヒー・タバコなどの着色汚れを取り除く効果が期待できる
  • 口臭の原因となる細菌を減らす効果が期待できる

⚠️ デメリット・注意点

  • 自費診療のため費用がかかる
  • 歯石の除去には別途スケーリングが必要な場合がある
  • 効果の持続には定期的な受診が必要
  • 知覚過敏のある方は処置時に刺激を感じることがある

PMTCを受ける前に歯石が多く残っている場合は、まずスケーリングを先に行ったうえでPMTCに進むことが一般的です。どちらか一方だけでよいというわけではなく、お口の状態に合わせて組み合わせることが予防効果を高めるうえで重要です。

どちらを選べばいい?自分に合ったクリーニングの選び方

スケーリングとPMTCのどちらを優先すべきかは、お口の現在の状態によって変わります。以下の目安を参考にしてみてください。ただし、あくまでも一般的な目安であり、歯科医師・歯科衛生士に相談したうえで判断することが大切です。

スケーリング(歯石除去)が向いている場合

歯茎が赤く腫れている、出血しやすい、歯と歯茎の境目に茶色い沈着物が見られる——こうした状態は歯石がたまっているサインの可能性があります。歯周病の診断が出ている方や、歯石が多くついている方はまずスケーリングを受けることが優先されます。保険適用で受けられるケースが多いため、費用面の負担も比較的少なく済みます。

PMTCが向いている場合

歯石は少ないものの、着色汚れが気になる・歯がザラザラしている・虫歯になりやすいと感じている方には、PMTCが向いている場合があります。歯の表面のバイオフィルムを除去することで歯面がなめらかになり、汚れが再付着しにくい状態を維持しやすくなります(個人差があります)。審美面だけでなく予防の観点からもメリットがあります。

よくある誤解:「クリーニングを受けているから大丈夫」は危険

⚠️ 注意

「定期的にクリーニングを受けているから虫歯・歯周病にならない」と思っている方も多いですが、これは誤解です。クリーニングや歯石除去はあくまでも専門家によるサポートであり、日々のセルフケア(正しいブラッシング・フロスなど)との組み合わせが重要です。

また、スケーリングだけを受け続けても、バイオフィルムが残っていると虫歯・歯周病リスクは下がりにくい場合があります。歯科衛生士によるブラッシング指導も合わせて受けることで、より効果的なケアが期待できます(個人差があります)。

受ける頻度については、一般的に3ヶ月〜6ヶ月に1回の定期検診が推奨されることが多いですが、歯周病のリスクが高い方や矯正中の方はより短いサイクルでのケアをすすめられる場合もあります。担当の歯科医師・歯科衛生士の指示に従って受診頻度を決めるのがもっとも確かです。

大塚CARNA歯科 矯正歯科の予防歯科・クリーニングへのこだわり

東京都豊島区南大塚に位置する大塚CARNA歯科 矯正歯科では、「再治療が少なく、長く噛めて一生涯健康でいられること」を理念に掲げ、定期検診・予防ケアを大切にしています。歯の自然保存を最優先に考え、患者様ひとりひとりの生活背景や口腔内の状態に合わせた提案を行っています。

  • 🔬 唾液リスク検査(リバテスト)導入:唾液を採取することで虫歯・歯周病のリスクを数値化し、患者様それぞれに合ったケアプランのご提案が可能です。
  • 📸 デジタル口腔内スキャナー・口腔内カメラ:視覚的にお口の状態を確認いただきながら、クリーニングの必要性や変化をわかりやすくご説明します。
  • 👨‍👩‍👧 お子様連れ・ご家族での受診も歓迎:ベビーカーのまま入れる診察室・バリアフリートイレを完備。家族みんなで通える環境を整えています。
  • 🕕 土曜19時まで診療・24時間WEB予約対応:平日の昼間に来院が難しいビジネスパーソンの方にも、受診しやすい環境をご用意しています。JR大塚駅南口より徒歩1分です。

院長:髙橋 明寛(Akihiro Takahashi)より

「歯のクリーニングは、受けるだけでなく『なぜその処置が必要なのか』をご理解いただくことがとても大切だと考えています。東京医科歯科大学病院で補綴・インプラントを専門としてきた立場から実感するのは、歯を長持ちさせるためには日々の予防ケアと定期的なプロフェッショナルケアの組み合わせが欠かせないということです。当院ではリバテストによる唾液検査でリスクを数値化し、患者様一人ひとりに最適なクリーニングプランをご提案しています。まずはお気軽にご相談ください。」

副院長:髙橋 彩記子(Sakie Takahashi)より

「矯正治療中の患者様にとって、クリーニングとセルフケアは治療結果を左右するほど重要です。私自身も小学生のときに矯正を経験しており、装置のまわりに汚れが溜まりやすいことや、ケアの手間が大きいことを実感しています。3児の母としても、子どものころからの予防習慣がその後の歯の健康を大きく左右することを感じています。お子様から大人の方まで、豊島区南大塚でお口のことで気になることがあれば、お気軽にご来院ください。」

よくある質問(FAQ)

Q 歯のクリーニングは保険で受けられますか?
A 保険適用でクリーニング(スケーリング)を受けるには、歯周病の診断が必要となります。歯肉炎や歯周炎など歯周病の所見がある場合は、保険診療としてスケーリングを行うことができます。一方、「汚れが気になるだけで特に病気はない」という状態でのクリーニングや、PMTCは自費診療となります。まずは検診を受け、お口の状態を確認したうえで担当医にご相談ください。
Q PMTCとホワイトニングは何が違いますか?
A PMTCは歯の表面のバイオフィルムや着色汚れを除去する「クリーニング」の一種です。歯本来の白さに近づけることは期待できますが、歯を化学的に漂白して色を変えるホワイトニングとは異なります。ホワイトニングは薬剤(過酸化水素・過酸化尿素)を使って歯の内側の色素を分解し、歯自体を白くする処置です。「汚れを落としたい」ならPMTC、「歯の色自体を明るくしたい」ならホワイトニングが向いているとされますが、まずはご自身のご希望を担当医にお伝えください。
Q クリーニングはどれくらいの頻度で受けるべきですか?
A 一般的には3〜6ヶ月に1回の定期検診が推奨されることが多いですが、歯周病リスクが高い方・矯正装置を使用中の方・虫歯になりやすい方などは、1〜3ヶ月ごとのケアをすすめられることもあります(個人差があります)。また、担当の歯科衛生士によるセルフケア指導を受けながら、お口の状態に合った頻度で通院することが、長期的な歯の健康維持につながります。

この記事のまとめ

  • ✅ 歯のクリーニング(スケーリング)は歯石除去が目的で、歯周病診断があれば保険適用
  • ✅ PMTCはバイオフィルム除去・表面研磨を行う自費の予防ケアで、着色汚れにも効果が期待できる(個人差あり)
  • ✅ 費用や保険適用の有無は処置の種類とお口の状態によって異なる
  • ✅ 「クリーニングを受けているから安心」ではなく、日々のセルフケアとの組み合わせが重要
  • ✅ まずは定期検診を受け、自分のお口に合ったケアプランを歯科医師・歯科衛生士に相談しよう

歯のクリーニング・PMTC・予防ケアのご相談は大塚CARNA歯科へ

東京都豊島区南大塚・JR大塚駅南口より徒歩1分。土曜19時まで診療・24時間WEB予約対応。唾液リスク検査(リバテスト)でお口のリスクを数値化し、あなたに合ったケアプランをご提案します。子連れ・ファミリーも歓迎です。

24時間WEB予約/お気軽にご相談ください

監修医師プロフィール

著者写真

髙橋 明寛 Akihiro Takahashi(院長)

はじまして、院長の髙橋 明寛と申します。
第2の故郷である大塚で開院できることを嬉しく思います。

歯を失う原因はたった1本のむし歯から始まると言われており、繰り返しの治療によってその連鎖が始まってしまいます。インプラント治療の普及と生体材料の進歩に伴い失われた歯を補う治療法の選択肢が拡がりましたが、患者様の歯で咬める喜びに勝るものはないと考えています。
私達は、痛みや不具合などの一時的な治療にとどまらず、できるだけ再治療が少なく、長く咬めて一生涯健康でいられること、さらに治療の度に美しいお口元となるように努めてまいります。

私はこれまで東京医科歯科大学先端歯科診療センターで補綴・インプラント治療を専門とし、お口全体の咬み合わせの治療やお口元の美しさについてのご相談をいただき多くの患者様を診察させていただきました。また、歯科医師向けセミナーを通して、受講生の先生方からご紹介をいただくこともありました。
私がこれまで学んだ知識・技術を押し付けることなく、バックグラウンドを踏まえ最適な治療方針とご納得いただけるプランを心掛け、安心して治療を受けていただくこと、さらには高い満足を感じていただける歯科医療を提供させていただければ嬉しく思います。

すべての患者様と関係者様に愛され、地域に根ざした【大塚CARNA歯科 矯正歯科】となりますよう、スタッフ一同、日々研鑽を積み、皆様のご来院をお待ちしております。

資格・所属学会:経 歴、本郷高等学校 卒業、明海大学歯学部歯学科 卒業、歯科医師臨床研修 修了、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科、口腔再生再建学分野 医員、東京医科歯科大学病院、先端歯科診療センター登録医、東京歯科大学解剖学講座 修了、医療法人社団寺尾歯科医院 理事、東京都、埼玉県の複数クリニックで、出張ドクターとして勤務、所属学会・資格、博士(歯学)、厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医、日本口腔インプラント学会 専門医・指導医、ITI国際インプラント学会 専門医、日本補綴歯科学会 認定医、米国心臓協会認定BLSプロバイダー、Straumann公認インストラクター、東京医科歯科大学C.D.Eコースインストラクター、日本口腔インプラント学会、顎顔面インプラント学会、日本補綴歯科学会、日本小児歯科学会、東京歯科学会

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

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